WEDDING CONCEPT
Fifteen colors
おふたりの出会いは15年前の、中学校入学式。同じクラスの同じ班になり、一度は距離が近づくも卒業後はそれぞれの道へ。おふたりの距離は、離れたり近づいたりと、長い月日の中で変化をみせます。ベージュからボルドーへの美しい15色グラデーションは、そんな惹かれ合うおふたりをイメージしました。これまでの15年間を振り返りながら、これからもおふたりで色を染めていけるように。「Fifteen colors」には、そんな想いが込められています。

WEDDING ITEM
招待状
おふたりからのリクエストは「遊び心があるもの」。愛車を型取ったカードを引っ張ると、15個並ぶ丸窓からコンセプトの文字が出てくる仕掛けをつくりました。おふたりらしさが伝わる、世界にひとつのデザインです。




エスコートカード&結婚証明書
ウェルカムスペースには、ゲスト一人ひとりの名前とテーブル番号が書かれたエスコートカードが。ボルドーのリボンをかき分けながら自分の名前を探す、ちょっとした宝探し気分を楽しめます。カードに入っていた木製チップを指定の場所へはめ込むと、結婚証明書が完成!ゲストも一緒に結婚式をつくっていく、参加型の演出です。





WEDDING DECORATION
バンケット
休日にはよくドライブへ行くというおふたり。バンケットには思い出がたくさん詰まった愛車を飾って、一緒に写真を撮りたい!というご希望を叶えました。ベージュからボルドーのグラデーションに染まった会場で、水色の車体がアクセントとなって彩りに深みが加わりました。



メインテーブル&ゲストテーブル
ゲストとの会話を大切にしたいと考えるおふたりは、メインテーブルにヴィンテージライクなソファをセレクト。シーリングライトやロウソクがあたたかく灯る、少し大人な雰囲気に仕上がりました。ゲストテーブルはゴールドとコンセプトカラーで揃えた小物やお花が並びます。会場全体を照らす無数のシーリングライトが、居心地の良い空間を創りだします。



WEDDING DRESS/HAIR
ツンとしたショルダーのデザインと美しいシルエットに、一目で運命を感じたそう。襟元から裾まで、すべてをスパンコールで刺繍されたきらめく純白のドレスは、花嫁の魅力を余すことなく輝かせます。カラードレスは、シンプルで大人可愛いボリュームのあるAライン。カーキ、ブラウン、ベージュ3色の層をなして重ったチュールが、ニュアンスカラーをつくりだします。ご新郎が選ばれたのは、落ち着いたモスグリーンの正統派なタキシード。オーソドックス過ぎない絶妙なデザインがとってもお洒落です。2着目は花嫁のドレスと調和するブラウンにして、おふたりのお色直しをコンセプトカラーと合わせれば、全体がコーディネートされた完成度の高い結婚式に。(すべてギャレリアコレクション)




FLOWER
テーブルの装花は、何度もお打ち合わせを重ねながらコンセプトカラーの15色を中心にご希望に合わせてご提案しました。ご新婦の好きなお花のプロテアやユーカリ、パンパスグラスを使用し、コンセプトカラーと組み合わせたこだわりのブーケができあがりました。

WEDDING CAKE/FOOD
お料理
おふたりのコンセプトに合わせて、グラデーションをテーマにお料理を考えました。白い食材を使ったブーケ仕立ての前菜は、ホワイトをイメージ。ベージュ色のさつまいものポタージュスープに、ブイヤベース仕立てのブラウンを意識したお魚料理。レッドのお口直しはクランベリーのグラニテを。お肉料理には、赤色野菜を添えてボルドーを表現。ご新郎のお仕事にちなんだデザートでフィニッシュです。おふたりのためにつくられたこの日しか味わえない特別なコース料理に、ゲストも大いに喜ばれていました。

ウェディングケーキ
ドライフルーツを飾ったセミネイキッドのウェディングケーキ。会場のコーディネートに合わせて、ナチュラルなデザインに仕上げました。中はフレッシュなイチゴが詰まったショートケーキで、甘すぎない味わいが好評でした。

PARTY(演出のこと)
ファーストミート&ファミリーミート
ご新郎の顔を見て安心されたのか、ファーストミートで終始号泣されていたご新婦。挙式前に行ったファミリーミートでも、ご家族の涙にご新婦がもらい泣きされていました。明るい場にしたいから黒留袖ではない衣裳を望まれたご新婦。華やかな色留袖に身を包まれたご家族に見守られて感極まる想いを抑えきれないご新婦を気遣うように、優しく接するご新郎の姿がとても印象的でした。




VOICE
担当ウェディングプランナーからおふたりへ
お互いのことをすごく大切にしていることが伝わってくるので、見ていて気持ちが温かくなるおふたりでした。出会われてから15年。Fifteen colorsから何十年経っても、おふたりらしい愛の色を重ねていってほしいです。